2794.今日の植物(2277):セルシディウム
セルシディウムは、ジャケツイバラ科 Cercidium 属(セルシディウム属)の植物で、The Worl FLora Onlineによれば、この属に分類される植物は8種があるということです。
ウイキペディアの情報によりますと、切手に描かれているCercidium floridum種は、米国南西部およびメキシコ北西部のソノラン砂漠に自生している種です。樹高は10~12メートルにもなり、成長の早い植物だということです。英語名をblue palo verdeというのだそうですが、このpalo verdeという名前はスペイン語の「緑色の棒」という意味だそうです。この植物の幹や枝、葉が灰緑色をしているところからこの名前になったようです。
アメリカでは古くからこの植物の実を食用に、材を彫刻の材料に甘い味のする花も調理したり、生で食用にしてきたということです。また街路樹として使われているという情報もありました。
この種Cercidium floridumは、Parkinsonia floridumの同義(このブログにも登場したパルキンソニア属)だとする情報もありました。
写真です。これもネットからの借用です。
パロベルデ Cercidium floridum
切手です。
パロベルデ Cercidium floridum
1998年 アメリカ発行(花の咲く木)
この切手と一緒に発行されたセットはこちらです。⇒切手植物図鑑
2793.今日の植物(2276):ドクフジ
ドクフジは、マメ科 Derris 属(ドクフジ属)の植物で、140種以上が分類されるかなり大きな属の植物群です。ウイキペディアの情報によりますと、この属の植物は、東南アジアおよびニューギニアを含む太平洋の南西部の島嶼に分布しているということです。この属の植物は、殺虫作用を持つものがあるようで、和名の属名ドクフジもそのことに由来しているようです。
この属に分類されるDerris ellipticaという種は、その根に殺虫作用(魚を捕る時にも使われる)を持つ物質を持っていることで知られているということです。面白いのは、そのように有毒な成分を持っているのですが、蝶の仲間の幼虫の餌にもなっているそうです。
また、もう一つの種名候補のDerris trifoliata種も有毒だそうですが、この種を食用にする蝶類の幼虫があるということです。
写真です。切手に描かれている植物の種名が資料によって違っていますので、両方の写真を載せます。どちらが正しいのでしょうか?切手にtubaと記されていますが、これはインドネシア語でDerris trifoliata種を表すのだという情報もありました。
シイノキカズラ Derris trifoliata
デリス・エリプティカ Derris elliptica
切手です。
Derris trifoliata or Derris elliptica
2002年 シンガポール発行(William Farquhar Collection)
●一緒に発行された切手はこちらです。⇒切手植物図鑑
こちらでは、Derris trifoliataとしています。
2792.今日の植物(2275):ベルリニア
ベルリニアは、マメ科 Berlinia属(ベルリニア属)の植物で、切手に描かれているBerlinia bracteosa種について情報がありました。それによりますと、この種は中央アフリカの西部のカメルーン、中央アフリカ、チャド、コンゴ、赤道アフリカなどの国を原産地としているということです。
樹高は8メートルから35メートルにまでなるものもあるようです。川の岸などの湿潤な環境を好む植物だということです。マメ科の植物は土壌中のバクテリアと共生関係にあるものも多いのですが、この種はそのような性質を持たず、従って空気中の窒素を固定するという機能はないようです。
この種は、薬用植物として利用され、また材は適度な強度と耐久性を持っており、家具の材料として有用だということです。また、街路樹として日除け機能を持っているという情報もありました。
写真です。白い花が印象的です。私たちはマメ科というと、そんなに大きくない植物を想像しますが、これなんか立派な樹木ですね。それでも果実を見るとやはりマメ科の植物です。
ベルリニア・ブラクテオサ Berlinia bracteosa
切手です。
ベルリニア・ブラクテオサ Berlinia bracteosa
1979年 ガボン発行(アフリカ切手展)
●この切手と一緒に発行されたセットはこちらです。⇒切手植物図鑑
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ビロティアは、ヤマモガシ科 Virotia 属(ビロティア属)の植物で、6種を擁する小さな属の植物です。
ウイキペディアの情報によりますと、この属の植物はすべてニューカレドニアに固有の種でかつてはMacadamia属に分類されていたということです。
属名のVirotiaは、フランスの植物学者でニューカレドニアの植物について研究したRobert Virot氏に因んで命名されました。
ほかのサイト(前回、アルティアについて情報を得たサイトです)の情報では、切手に描かれているVirotia angustifolia種は、樹高4メートルまでの低木で、ニューカレドニアの主要な島嶼であるGrande Terre北西部の極く限られた地域の標高100~500メートルの部分に分布しているのだそうです。
しかし、この種はその生育環境が失われていることから、絶滅が危惧されています。それは、この地域でニッケルとコバルトの採掘が進められていることによるようです。また、低標高地での山火事も生育を困難にしているという情報もありました。
写真です。ネットからの借用です。
ビロティア・アングスティフォリア Virotia angustifolia
切手です。
ビロティア・アングスティフォリア Virotia angustifolia
2015年 仏領ニューカレドニア発行(固有の植物)
2790.今日の植物(2273):アルティア
アルティアは、キョウチクトウ科 Artia属(アルティア属)の植物で、9種程度が含まれる小さな植物群です。
ウイキペディアの情報によりますと、この属の植物もニューカレドニア固有の植物です。
そのウイキペディアの情報は、Parsonsia やPrestoniaといった属と近縁の関係にある、といった程度の情報です。
ネットで他の情報を探したところ、ニューカレドニアの固有種を集めたサイトがありました。それによりますと、この種は標高750メートル程度までの灌木林に分布しているということです。絶滅が危惧される程度ではないですが、生育地によっては生育環境の悪化により生育が脅かされているものもあるということです。
花を見ますと、白い縁取りのある花弁が印象的な植物です。
その写真です。ネットから借用しています。ほかの木にまとわりつく植物のように見えます。
アルティア・バランセ Artia balansae
切手です。
アルティア・バランセ Artia balansae
2015年 仏領ニューカレドニア発行(固有の植物)
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